森永乳業はラクトフェリンに注目し、製品化した最初の企業です
世界ではじめてラクトフェリンを配合した乳児用ミルク、ヨーグルトを発売しています

ラクトフェリンに注目したきっかけ

森永乳業は育児用ミルクを母乳の成分により近づけるために、母乳にどのような成分が含まれているかという基礎研究を長年にわたって続けてきました。その母乳の成分研究のなかで、初乳に多く含まれるラクトフェリンに着目し、1960年ごろから本格的なラクトフェリン研究を開始しました。

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日本初のラクトフェリンの研究報告

1963年には、森永乳業が日本で初めてのラクトフェリンに関する研究報告を行いました。人の母乳の乳清タンパク質から、純粋な赤色のタンパク質であるラクトフェリンを分離させ、ラクトフェリンがもつ物質的・化学的な性質について検証した「人乳たんぱく質に関する研究、赤色たんぱく質の分離ならびにその症状について」の報告を発表いたしました。

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ラクトフェリンの商品化へ

熱に弱く通常の殺菌工程で壊れてしまうラクトフェリンを、製品に応用することはたいへん難しいことでした。しかし、森永乳業は加熱によっても変性しにくい殺菌技術を開発し、世界で初めてラクトフェリンを付加した商品(乳児用ミルク)を発売し、製品への応用に成功しました。

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より良いラクトフェリンの製造のために

森永乳業はラクトフェリンの性質を保持したまま効率的に抽出する技術を開発し、1989年に森永乳業のドイツの関連会社であるミライ社の工場において、ラクトフェリンの自社生産を開始しました。現在ミライ社でのラクトフェリン生産量は世界最大を誇っています。森永乳業のラクトフェリンは、品質に関わる厳しい基準に合格したものだけを使用しており、純度96%以上を保証しています。
このラクトフェリンの製造技術で、2003年に文部科学大臣賞を受賞しました。

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ラクトフェリン研究の最先端をいく

森永乳業では、ラクトフェリン機能のヒトへの応用に向け、国内外の大学、研究施設と協力しながら研究を進めています。

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含まれている食品

通常での食生活での摂取は難しいですが、技術開発により
さまざまな食品へ応用されています。

ラクトフェリンは生乳(殺菌前の牛乳)に含まれていますが、熱に弱く、殺菌工程で壊れてしまうため、市販されている牛乳や乳製品にはほとんど残存していません。一般の食品でラクトフェリンを摂取できるものは、ゴーダチーズやチェダーチーズなどの熱殺菌されていないナチュラルチーズで、100gあたり0.3g程度の微量のラクトフェリンが含まれています。(商品表示にプロセスチーズと記載があるものは、加熱処理の工程があるため、ラクトフェリンは含まれておりません)
ラクトフェリンは活性を保ったまま、大量に取り出す製造方法が開発されています。これにより、ヨーグルトやサプリメントなど、さまざまな製品に応用され、効率良くラクトフェリンを摂取することができるようになりました。

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