ラクトフェリンは体の中にどのように取り込まれるのか?

ラクトフェリンは、一部が体内の消化管内で消化され、一部がそのまま腸に達します

口から摂取したラクトフェリンはアミノ酸や小さなペプチドに分解されます。また、一部のラクトフェリンは消化されずに、そのまま腸まで達しています。
ラクトフェリンは血液中までには吸収されませんが、腸管免疫系に作用して、病態部位での感染症の改善や炎症の抑制、がんの予防に働いていると考えられています。

胃の消化酵素で分解された「ラクトフェリシン®」には強い抗菌活性があります

口から摂取したラクトフェリンが胃の消化酵素であるペプシンで分解されると、もとのラクトフェリンよりも強い抗菌性のあるペプチド「ラクトフェリシン®」になります。ラクトフェリシン®は病原性大腸菌O157や胃炎の原因菌であるピロリ菌に対して殺菌活性を示します。

体内で分解されたラクトフェリシン®とそれ以外のラクトフェリン由来のペプチド、そして元のままのラクトフェリンとが共同で、胃や腸のなかでさまざまな有益な作用を発揮していると考えられています。したがって、胃で消化されないと、ラクトフェリン本来の機能が発揮されない可能性があります。
(※「ラクトフェリシン®」は森永乳業がラクトフェリン研究の中で1992年に発見し、商標登録しています)

ラクトフェリンの摂取イメージ ラクトフェリンの黄色い部分が切断されてラクトフェリシン®となる
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