研究レポート

がんの予防(動物を使った研究報告より)

ラットの大腸がんの発症を抑制します

発がん物質をラットやマウスに与え続けると、やがて身体のそれぞれの臓器でがんが発生します。そこで、発がん物質を投与するときに、餌にラクトフェリンを加えた場合と加えなかった場合のがん発生率の違いについて調べました。

ラットに発がん物質を与えると、約60%のラットに大腸がんが発生しました。しかし、ラクトフェリンを餌に加えた場合のがん発生率は20%程度に抑制されました。

ウシラクトフェリンの経口投与によるラットの大腸がん抑制
図1
ウシラクトフェリンの経口投与による
ラットの大腸がん抑制
(写真:津田博士提供)
ラクトフェリンによるがん発生率の低下
図2
ウシラクトフェリンによるがん発生率の低下
(Sekine, K et al, Jpn. J. Cancer Res. 1997)

このように、発がん動物モデルを用いた『厚生労働省 新がん撲滅10カ年計画』の研究では、ラクトフェリンの摂取による、大腸、膀胱、食道、肺、舌、肝臓での発がん抑制作用が報告されています。

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